国立科学博物館&上野動物園 ~自然科学研究部~
東京・上野 国立科学博物館と上野動物園を見学しました。
国立科学博物館では、顧問の先生が作成したワークシートを使って、常設展と企画展「バイオロギング」の見学をしました。
常設展には、地球の多様な生き物がお互いに深く関わりあって生きている姿、地球環境の変動の中で生命が誕生と絶滅を繰り返しながら進化してきた道のり、そして人類の知恵の歴史が展示されています。
企画展では、バイオロギングという動物目線の行動学についての展示がされていました。
海にすむ動物たちに小型のカメラを取り付け、今までに見ることができなかった動物たちの行動を探るというもので、非常に興味深く、こういった分野を研究している専門家についても知ることができました。
また、研究発表のパネルを見て、私たちがこれから研究した成果を発表する際にどのような工夫が必要かも考えることができました。
上野動物園では、ジャイアントパンダ、オオワシ、コンドル、ライオンやホッキョクグマといった大型動物から、猿、ペンギン、爬虫類まで、様々な動物を見学しました。
誰もが幼少の頃に一度は見たことのある動物も、大人になってから見学すると、昔とは違った目線で深く学習することができます。
園内には、幼稚園児もたくさんいましたが、大学生などの若者や海外からの観光客が目立ちました。
今回の動物園見学を機に、動物の生態調査や研究を行いたいと考えています。
パンダはなぜ竹を食べるのか。
孔雀の羽はなぜあれほどキレイなのか。
高校生が見学すると、素朴な疑問から本格的な疑問までたくさん挙がってきます。
半日の見学では時間が足りませんでした。
自然科学研究部ではこの1年間、様々な体験と見学、研究を行ってきました。
4月からいよいよ水戸啓明高等学校へと校名変更し、新たにサイエンスフロンティア(選抜特進理化)コースが設置され、多くの新入生を迎えます。
活動範囲を広げるとともに、多くの方々と交流し、ますます研究に磨きをかけたいと思います。