総文祭茨城プレ大会に参加して
8月19,20日の両日,茨城県高等学校総合文化祭「ボランティア部門発表」(プレ大会)に14名の生徒(実行委員2名,運営補助4名,運営委員8名)が参加しました。運営委員は,同好会『クリエイト・ラボ』の生徒に協力を仰ぎ,プレ大会全般の写真撮影とAV機器全般の設定・操作をお願いしました。
開会式後の講演会 自由学園高等科副部長 更科幸一先生を講師に迎えて『思いやりのある社会を目指して~今 私達にできること』の講演と,タッピング=タッチの実習がありました。タッピング=タッチとは,相手をリラックスさせる一つの方法です。
その後,簡単なゲームで交流会を行い,他校の生徒と友達になりました。
2日目は,5つのグループに分かれてのフィールドワーク。本講の企画担当は「国際理解・親善を考える」で,色々な高校から集まった40名と共に水戸市新荘市民センターにて活動しました。
新荘市民センター
パーコフィさん(ガーナ出身),高井さん(中国出身)の2名を講師に迎え,多言語体験,異文化体験で国際理解を深めました。
楽器には「後ろを振り返る鳥」の絵が描かれています。振り返った先には,自分が生まれ出た卵の絵が。自分が大きく成長できたのも親がいて自分を生んでくれたからであり,過去を振り返ることにより,今の自分の姿が鑑みられる,『温故知新』に相当する意味だそうである。
メニューはマグロと野菜のシチュー(ピリ辛)~一味唐辛子を一瓶入れました~と,ヒレ肉の細切り甘味噌仕立ての2品です。家庭科の先生(佐和高校など)の指導もあり,順調に作ることができました。
ガーナの楽器演奏。3名の男子生徒は,互いにボンゴの叩き方を競っていました。
中国語での数の数え方と,数を指で示す方法。6以降は日本とずいぶん違います。
「講師の先生方にお礼を言って終わりにして」などアバウトな指示でも,生徒達はアドリブで行動してくれました。
本校は,ボランティア部に相当する部活動はなく,水戸市生涯学習センターさん等の協力を得,各種イベントにその都度参加希望者を募り協力しています。平成24年度は延べ194人の生徒(全校生徒の24%)がボランティア活動に参加しました。
平成26年度は,第38回全国高等学校総合文化祭が茨城県で実施されます。その練習として今回プレ大会を行いました。今回の反省をふまえ,次年度,全国から集まる高校生への企画を練り直します。