高校で知った学ぶことの楽しさと豊かな人間関係を医療の現場に役立てたいです。
医師金 永珠さん[淀川キリスト教病院 勤務]
特進SSコース 2014年卒業 秋田大学医学部医学科卒業 [茨城大学教育学部附属中出身]
水戸啓明高校を選んだ理由は、大学受験対策が充実していたからです。そしてもう一つ、スポーツや芸術が盛んで、生徒一人ひとりがそれぞれの分野で活躍していることにも惹かれました。自分には無い個性を持つ友人とのふれあいは、それまで知らなかった新しい世界を見せてくれますよね。
入学して最初に驚いたことは、中学とはまったく違った授業の進め方です。扱う内容がかなり深くなることはもちろん、ただ覚えるだけではなく、自分から積極的にアプローチする学びが多い。特に化学の授業は、自分でテーマを決め、仮説を立て、実験で実証して行きます。このような授業を通して一つひとつの学びが身に付いていく感覚を味わえたことは、大学受験への大きな自信につながりました。
医大へ進学するため準備を始めたのは高校2年のとき。先生方は合格するための目標を設定した上で、到達するための学習指導を親身になって行ってくださいました。
勉強に限らず、医学生向けセミナーも紹介していただき、友人と医療セミナーに参加したりもしました。医療の分野に進む心構えができたことはもちろん、受験勉強に対するモチベーションも上がりましたね。
秋田大学では6年間を通じて様々なことを学びました。社会貢献できる医師になるために身に付けなければならない学問は多く、勉強はとても大変です。でも自分から学び、探求する楽しさを高校3年間で知ることが出来たので、頑張れたのだと思います。
現在の医療は、医師だけではなく看護師や薬剤師など複数のメディカルスタッフが連携して治療やケアに当たる、チーム医療が主流となっています。個性を尊重する水戸啓明高校で過ごしたことは、様々な分野の専門職の方々と協力していく上で大きな助けになるのではないでしょうか。私自身、初期研修医として現場に出たばかりですが、後輩の皆さんと一緒に医師として働けることを楽しみにしています。
国境を越えた医療活動
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成績優秀生徒による少人数の
大学受験SPECIALコース
[将来の進路]難関国公立・私立大学進学
難関国公立・私立大学進学を目指す「特進Gコース」では、高学力の生徒で少人数クラスを編成し授業を実施します。それによって、教科指導の充実と進学意識の向上を図ります。
大学入学共通テストでの高得点を目指して、6教科8科目の徹底習得をするために受験特化型のカリキュラムで授業を実施します。
2年次より進路希望に合わせて、理系・文系のカリキュラムを選択し、入試問題対策に向けて集約した内容で授業を実施します。さらに、個別指導が可能となります。
難関大学の現役合格者や大学の講師を招き、受験に関するアドバイスを受け、受験に対する意識を高揚させます。
SeminarⅠ 受験対策ゼミナール7時間目の授業終了後、受験対策ゼミナールが実施されます。各人が必要とする受験科目の学力向上を目指します。
SeminarⅡ 集中受験ゼミナール年三期(夏・冬・春)の長期休業中に集中受験ゼミナールを実施します。授業に換算すると100時間分のゼミナールが受講可能です。
SeminarⅢ 受験合宿ゼミナール夏季休業中に受験合宿ゼミナールを実施します。勉強中心の合宿ですが、友人と寝食を共にすることで親睦も深まります。
グローバル時代にあって、日本国内での多文化共生は避けて通れない課題です。この授業はグローバル教育の基礎学習となっています。授業の集大成として、全員でテーマごとにプレゼンテーションを行います。本番の入試を想定した、全国実力模試を実施します。受験スタイルに慣れることはもちろん、その時点での自分の実力をしっかり把握できます。本校では、「進研・河合塾・駿台模試」を実施しています。大学入学共通テストを意識したマークシート方式から、国公立2次試験や私大入試の記述式の対策を万全にします。
本コースでは、「自ら考え行動する力」を主軸に指導を行っています。現在の共通テストは思考力・判断力・表現力が求められるものに変わっています。
高校3年間で自主的に学ぶ姿勢を身に付け、進路に向けてともに歩んでいきましょう。
難関大学に合格するためには、文系理系にかかわらず高い数学の実力が必要です。数学科では日々の授業の他、早期から大学入学共通テスト対策を始めることで新しい入試へ対応します。さらに、ゼミナールや個別指導を通して、難関国立大学記述試験対策にも力を入れています。
文系理系問わず、大学入試で重要な鍵を握るのは英語です。1年次に英語を読む力の基盤を固め、2年次から受験対策へと確実に段階を上げていきます。3年間を通して4技能のバランスが取れた「使える英語」の習得を目指します。
これからは思考力・判断力・表現力を評価する問題が中心となることが予想されます。入試の攻略法や間違えやすいポイントなども知り尽くしている本校国語科教員、全力で皆さんのサポートをしていきます。
地理は、理論立てて考えれば簡単です。授業では手作りの模型やICT機器を活用して、なぜそうなるかをイメージして理解していきます。また、過去の知識を関連付けて新しい内容を理解していくため、過去の内容を授業で同時に復習し、確固たる知識にしていきます。
高等学校の理科は、生物、物理、地学、化学に分かれて勉強します。授業では“物事を科学的に捉えて解決できるスキルを磨くこと”を目標に授業が展開されます。勉強は将来への投資。“手をかけ鍛えて送り出す”をモットーに、皆さんの高校生活をサポートします。