7月28日（土）、29日（日）、30日（月）の3日間で行われた夏のオープンスクール2012で、中学生向け体験授業を実施しました。
初日は、化学班の「色ガラスを作ろう」、地学班の「太陽カレー」。

ガラスの原料から色ガラスを作りました。中学校では使わない実験器具に、中学生も興味津々。毎年実施しているサイエンスアカデミー（自然科学研究部）による体験授業、今年も大盛況でした。

野外では、自作の太陽熱調理器でカレー作りに挑んだ地学班、その名も「太陽カレー」。
前日ギリギリまで試行錯誤しましたが、当日は晴天にも恵まれ、多くの中学生が見学してくれました。
味もカレーそのもの。今後、もっと効率の良い集熱を目指して改良に挑戦します。

2日目は物理班の「モンキーハンティング」。高校物理入門と題して中学生を呼び込みました。
モンキーハンティングとは、銃で大きな音がするとビックリして木から落下してしまう猿に対して、球を命中させるにはどうすれば良いのかと言うもの。
熱心な中学生が来てくれました。

最終日、「寒天 vs 心太」のタイトルで生物班。産地直送のてんぐさを使って、心太作りを体験してもらいました。

このオープンスクールを最後に、3年生が引退。本格的な受験体制に入りました。
1,2年生が後を引継ぎ、サイエンスアカデミーを進化させていきます。
9月の文化祭、11月のひたちなか科学の祭典に出展するため、現在、新企画に挑戦中。小中学校に出向いて出前実験を行う企画も間もなくスタート！

今回来校してくださった多くの中学生、保護者の皆様、本当にありがとうございました。
またお目にかかれる機会を楽しみにしています！