<フロンティアコース>JICA研修員との交流会
JICA研修員との交流会
12月6日(水)、フロンティアコース1年24名、2年27名を対象に、JICA筑波の研修員13名との交流会が行われました。JICA研修員の出身国は、インドネシア、スリランカ、パキスタン、バングラデシュ、東ティモール、フィリピン、ホンジュラス、マラウィ、モロッコで、JICA筑波を拠点に防災について研究を行っている方々です。今回の交流会では学校施設案内、文化紹介、日本文化体験、ディスカッションが行われました。
日常生活で中々関わることのない国の方々との交流会に、生徒は緊張している様子でしたが、ウェルカムセレモニーでは2名の生徒が英語での司会に挑戦し、練習の成果を十分に発揮することができました。また2年生は美術室、音楽室、柔道場などを中心に校舎を案内しました。
文化紹介では、生徒はクロームブックで写真を見せながら茨城県の観光地を紹介し、研修員からは母国の言語や観光地、普段研究している研究内容が紹介されました。
昼食では、研修員の方々に本校の給食を体験して頂きました。食事前後にお祈りをする研修員もいたようで、生徒にとっては異文化を実感した時間になったようです。
急遽Gコースの2,3年生が配膳を手伝ってくれました!
午後は折り紙と書道の日本文化体験を行いました。折り紙は 「鶴」に挑戦し、生徒は折り方を見せながら英語で説明していました。書道では、「友」「愛」の他、イスラム圏の国旗に使用される「星」「月」に挑戦していました。生徒は書き方を見せながら、英語で漢字の意味を説明していたようです。
ディスカッションでは、「災害・防災」について議論しました。日本と同様にフィリピンでも地震が多いこと、インドネシアや東ティモールには突発的なトロピカル台風があるため日々気候データの収集が重要であることを研修員から学んだようです。日本と異なる災害・防災の状況を英語で理解できた一方、話したいことを思うように英語で話せなかったという課題も残ったようです。
フェアウェルセレモニーでは、生徒から研修員の方々へプレゼントを渡しました。
あっという間に終了した交流会でしたが、生徒にとっては異文化を体感する有意義な機会となったようです。これを機会に、生徒の視野と異文化への理解が一層広がることを期待します。