2012.11.30
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『ソーラークッカーで25億人を救う ~太陽熱でご飯が炊けると誰が喜ぶ?~ 』 サイエンスアカデミー
サイエンスアカデミーは、化学・物理・生物・地学の4班に分かれ、8月のオープンスクールで中学生に体験学習を実施しました。
地学班が披露した「ソーラークッカー(太陽熱調理器)」を本格的に研究しようと、このたび、ソーラークッカーを世界に広める活動・研究をされている足利工業大学の中條祐一教授をお招きし、出張講義を実施しました。
今回の講義タイトルは、『ソーラークッカーで25億人を救う ~太陽熱でご飯が炊けると誰が喜ぶ?~ 』です。
ソーラークッカーとは、太陽光を直接利用して調理を行う道具。
光のエネルギーを熱に変換することで、薪などの燃料を代替できます(1年間で薪1tにものぼるとか)。
世界各国で活躍されている中條教授によるお話は、新たな発見ばかりでとても勉強になりました。
講義のあと、ソーラークッカーの設計方法についてアドバイスをいただきました。
そしていよいよ来月、足利工業大学にお邪魔し、オリジナルソーラークッカーの製作を行います。
2年生にとっては修学旅行前の忙しい時期ですが、どんなものが完成するのか、とても楽しみです。
創作活動を通して、作る感動、出来上がった感動、使えた感動を経験したいと思います。