アイスホッケー部通信 10月号



     日に日に秋も深まってまいりました。いかがお過ごしでしょうか。

   さて、今月は先日行われました第22回六地域対抗高校選抜大会の結果を
   ご報告いたします。

    11月練習予定 → こちらから
 


 ○軽井沢シリーズ  1戦目 対 埼玉栄高校
 

 

1P

2P

3P

合計

水戸啓明

0

0

0

0

埼玉栄

2

1

1

4

   第22回六地域対抗高校選抜大会軽井沢シリーズ初戦は埼玉栄高校さんと当たりました。

 立ち上がりからよく走り積極的にシュートを打つ姿勢が見られ、1Pのシュート数もほぼ互角でしたが、5対3のパワープレー
で一瞬の隙を突かれ失点。そこから流れがガラッと変わり2
P以降はほとんどシュートを打たせてくれない展開となってしまいま
した。
 最終的にシュート数も倍以上打たれ、反則も重ねる展開となって無得点のまま試合が終了してしまい、先日の私学大会から調
子を上げてこの六地域初戦には、気合を入れて臨みましたが力及ばず。グループ(2・3人)戦術は徐々に向上しており、数的
状況を把握しながら攻めることができてきましたが、個人技術に差がありどうしてもチャンスを作ることができません。改めて
個人技術と得点力の向上が必要だと感じた試合となりました。


○軽井沢シリーズ  2戦目 対 東北高校

 

1P

2P

3P

合計

水戸啓明

2

3

1

6

東北

0

1

1

2

1点目 G20 A13 A6 
2点目 G28 A13 
3点目 G59 A13 
4点目 G13 A6 
5点目 G7 
6点目 G59 A13 A86

 軽井沢シリーズ第2戦目は、東北高校さんと当たりました。
 1Pはシンプルにプレーし、AZで積極的にシュートを打つことで流れが完全にこちら側にきていました。立ち上がり4分57秒で先制ゴールを
決め、その後15分46秒に追加点。シュート数も相手が5本にたいして本校は23本とここ最近の試合では一番シュートを打ったピリオドとなり
ました。
 2Pに入っても勢いが止まりません。24分34秒、27分14秒、28分16秒と立て続けに得点し、一時は5対0まで得点が開きました。しかしそこか
ら相手の動きがよくなり、ちょっとしたミスから得点を許してしまいました。しかし気を取り直してダメ押しの追加点を59番が決め流れを渡しま
せん。試合終了残り1分で失点を許してしまったことは今後の反省となります。点差が開いている時や得点直後、パワープレイで数的優位な
状況になると油断から集中力が切れることがよくあります。どんな状況でもチームで統一した目標を見失わず試合終了のホイッスルまで気を
引き締めてプレーできるよう心掛けていきたいと思います。

 

   軽井沢シリーズ最終日は、U17オールスター戦とU18オールスター戦を行いました。日頃はよき敵としてお互
  い切磋琢磨していますが、驚くほど仲が良く冗談を言い合いながら同じチームとして楽しくプレーしている姿を見
  るとこちらまで楽しくなります。この中から将来日本代表として活躍する選手が出てきてくれることを願っています。
 

 ○茨城シリーズ  1戦目 対 軽井沢高校

 

1P

2P

3P

合計

水戸啓明

4

0

3

7

軽井沢

0

2

1

3


   1点目 G20 
   2点目 G59
   3点目 G24 A56
   4点目 G56 A20 A59
   5点目 G86
   6点目 G8 A13
   7点目 G7 A56 A20

  軽井沢シリーズから約一週間練習を重ね、茨城シリーズを迎えました。
  1戦目は軽井沢高校さん。少ない人数ですが個人のスキルが高く、守りから素早いカウンターを得意とするチー
 ムです。試合は第1ピリオド序盤#20のゴールから4連続得点。1Pから試合を決める意識を感じられました。しか
 し、2Pに入るとばったり足が止まります。体力消耗を防ぐために引いた相手に対してこちらもペースを合わせてし
 まいます。すると自陣DZコーナーから見事なワンツーパスから崩され失点。その5分後にまたもや得点を許し嫌
 なムードが漂います。個人スキルの高い相手に対して簡単にパックを見て交わされる場面が多く、サポートも遅
 れてしまいます。なんとか2失点で第2ピリオドを終え、向かえた第3ピリオド。
  さすがに少ない人数で試合をする相手の足が止まってきて、終わってみれば7対3となりました。なんとかホー
 ムリンク初戦を勝って終えることができました。


  ○茨城シリーズ  2戦目 対 日光明峰高校

 

1P

2P

3P

合計

水戸啓明

1

0

1

2

日光明峰

1

1

1

3

   1点目 G13 A19
   2点目 G59

   この日ダブルヘッダーとなった茨城シリーズ2戦目は日光明峰高校さんと対戦です。4月に行われた東日本
 高校選抜アイスホッケー大会では4対2と勝利することができましたが、そこから練習試合を含め1勝1敗1分けと
 お互い絶対に負けられない試合となります。
   立ち上がり勢いがあり先制したのは、本校でした。DZはシンプルにプレー、素早いフォアチェックから相手のミ
 スを誘い、シュートまで持っていく練習通りの展開で何度かチャンスがありましたが、残念ながら得点に繋がらず。
 しかし13分40秒ゴール裏の混戦からポーンと高く上がったパックがゴール前に落ち、そこに詰めていた#13が落
 ち着いて叩き先制。ラッキーな得点でしたがよくゴール前につめていました。しかし、その後キルプレーで相手ディ
 フェンスからの強烈なシュートが直接肩口に決まり得点を許してしまいました。
   第2ピリオド以降もほぼ互角の戦いながら得点することができません。1対2のまま迎えた試合終了間際、六
 人攻撃をかけて勝負にでましたが、逆に得点を許してしまいます。しかしそこから諦めずもう一度六人攻撃をかけ
 試合終了のブザーと同時に2点目を決めることができました。試合には負けてしまいましたが、最後まであきらめ
 ず意地の一点を決めたてくれたことは、精神的に少し成長した結果ではないかと感じます。


  ○茨城シリーズ  3戦目 対 武相高校

 

1P

2P

3P

合計

水戸啓明

1

2

1

4

武相

0

2

0

2

   茨城シリーズ最終戦は武相高校さんと当たりました。昨年の3・4位決定戦で負けている相手なのでリベンジ
  です。
   立ち上がりお互い決め手を欠くも、シュート数は2倍以上打っています。すると第1ピリオド残り2分#7のゴール
  で先制します。
   第2ピリオドに入ってすぐ同点にされる苦しい展開のなか、28分13秒#59が追加点。その後相手の反則が重な
  り、5対3のパワープレーでしっかり得点し、相手を突き放します。第2ピリオド終盤は相手に点数を許し、DZでプ
  レーする時間が長く嫌な雰囲気でしたが、相手ディフェンスからのシュートを体を張ってブロックすると、そこから
  流れを再度引き寄せます。第3ピリオドに入ってすぐ、#29が追加点を取りそのまま試合終了。ロースコアで苦し
  い展開となりましたが、粘り強く勝利を勝ち取った試合となりました。

   写真提供:アイスホッケー部保護者様


埼玉栄

日光明峰

武相

水戸啓明

東北

軽井沢

勝点

得点

失点

得失点差

順位

埼玉栄

 

9-1

15-2

4-0

10-1

7-2

5

0

0

15

45

6

39

1

日光明峰

1-9

 

9-1

3-2

3-1

8-2

4

1

0

12

24

15

9

2

武相

2-15

1-9

 

2-4

0-5

2-6

0

5

0

0

7

39

32

6

水戸啓明

0-4

2-3

4-2

 

6-2

7-3

3

2

0

9

19

14

5

3

東北

1-10

1-3

5-0

2-6

 

6-2

2

3

0

6

15

21

6

4

軽井沢

2-7

2-8

6-2

3-7

2-6

 

1

4

0

3

15

30

15

5


   第22回六地域対抗高校選抜大会の全日程が終了しました。今年は埼玉栄高校さんが優勝、準優勝は
  日光明峰高校さんとなりました。昨年の4位からひとつ順位を上げ本校は3位となりましたが、目標としていた
  2位以上とはなりませんでした。全5試合を終え、本校の位置づけは上も下もどちらも力の差はないように感じ
  ます。試合に入るまでにいかに準備できるか、勝負にこだわり、ひとつのプレーに細心の注意を払う。そういっ
  た細かいところまで意識できるようになってくればおのずと結果は出てくると思います。チーム全員で目標に向
  かってまた一から練習に励んでいきたいと思います。また、2週にわたり遠方より応援に来ていただきありがと
  うございました。11月は主な大会はありませんので、遠征の様子をお届けいたします。関東大会、国体予選ま
  で残りわずかです。体調には十分お気を付けください。
 

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